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恵比寿newsさんの写真 [紹興酒はいかが?] : [06月12日]

3.5.10。さてこの数字なんだかわかりますか?
コチラの正解は紹興酒の貯蔵年数で、ございます!右から一般的な3年もの、真ん中は5年ものの女児紅、左が10年もの関帝。以上が我がエイトの紹興酒のラインナップとなっております。飲み方は様々。常温、ロック、熱燗、お好みでレモンをいれるもよし、ザラメをいれるもよし。中華をより一層楽しませてくれる大人気アイテムです。気軽に飲めるのは値段的にリーズナブルな3年もの。しかし、長澤がオススメなのは香りの高い5年もの、10年もの。同じ紹興酒といえどもやはり香りが違います。一度味比べしてみてはいかがでしょうか?僕はこっそりきき酒大会を一人で開催してして以来、全ての味を見極められるようになりました。「関帝」はおいしいです!値段が違うのも納得ですよ。
ちなみに以前お客さんから「老酒(ラオチュウ)と紹興酒は何が違うの?」という質問を受けました。そのお答えを紹介します。
・・・基本的に同じです。簡単に言えば紹興酒は中国浙江省紹興市で作られた老酒のことを指します。ただいつの間にか紹興酒というネームブランドが定着して、多様なシーンで幅広く使われるようになった、とのことです。要するにワインでいえばフランスのシャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインをシャンパンと呼び、その名が世に認知されている現象と同じことだとどこかのウェブサイトにも書いてありました。日本人にはそこまでなじみのない紹興酒ですが、奥が深いです。さすがは4000年の歴史アリ、ですので味も千差万別。ただいずれにしても中華料理には相性抜群なのは確かです。やはり中華にはビールもあいますが、紹興酒です。ありきたりな意見かもしれませんが、和食には日本酒、肉料理にはワイン、食べ物とお酒はそれぞれの食文化にマッチするようにつくられているんですね。先人たちの食へのこだわり、探求心には改めて脱帽です。